かんがえていること

かけがえ、といいます。エッセイ、日記や創作短文。

2023年3月のふりかえり

よく見かける、その月のふりかえりブログというのを始めてみる。

気になったことはなんでもすぐにやってみる行動力がわたしの売りである。

 

◇読んだ本

 

「こちらあみ子」今村夏子

「キッチン」吉本ばなな

「黄色い家」川上未映子

「他人の家」ソン・ウォンピョン

 

ずっと読もうと思って読めていなかった本、ずっと発売を楽しみにしていた本。

そんな本たちをようやく読むことができたのでよかった。

 

特に川上未映子さんの最新長編「黄色い家」は凄まじかったな。

あんなに癖があるのに、リズムが心地よくて読みやすい、川上さんの美しい文章。

悲痛なストーリーがしっかり重く書き上げられていて、なのに爽やかさすらある読後感を与えてくれる「黄色い家」は、万人に、というよりは読書好きにこそお薦めしたい一冊。

 

ほかの本も含めた感想はInstagramに読書記録として載せていますのでもしよかったら。@mmeerciii

 

◇塗ったネイル

 

ポリッシュ派でセルフネイルを月に何度か塗り替えている。

今年の目標はもう新しいポリッシュを買わないこと。今手元にあるものを愛せていないことが苦しいと思うようになった。

 

春のアレンジ rihka mint teaが主役

 

ゴールドのネイルシールを使ったアレンジ

 

POMUM oviraptorを使ったアレンジ

 

妹のブライダルネイルをお揃いに ネイルエス mashmallow taffy,jem stone

 

ぎらぎらグリッター詰め POMUM salt,beryl

 

やっと出会えた理想の水色 ducato oborokumo

 

一番好きなアレンジ ラベンダーにラディアントムーン

 

春の柔らかい陽射しに合う、穏やかなカラーを選ぶことが多かった。

まだ寒い日も多くて、爪だけでも春らしいとそれだけであったまるような心地がした。

 

と、ここまでを4月の初めに書いていて、はてなブログで写真を記事のなかに差し込む方法がよくわからず頓挫してしまっていた。

よくわからず、というより、よくわからなかったけど調べるのも面倒だな、と思ったらもう途端にやる気が失せてしまっていた、というほうが正しい。

でもせっかくなのでやっぱりブログ記事として残しておきたいなという気持ちが芽生えたので、その気持ちがまた面倒くささに負ける前に書き切っておく。

残しておきたいなと思ったのは、この3月が30歳の誕生日を迎えた月だったから。だからどうということでもないけど、特別だと思うのは自由なので特別な3月。

ほかにも特別なイベントはいくつかあったので箇条書きしておく。

 

・京都で着物レンタル体験

フリルとレースまみれの趣味爆発スタイルがなんとも幸せでそのまま着て帰りたかった。着付けを習ってみたいなと思った。

 

・妹の結婚式

大好きで大好きな妹の結婚式。きれいに晴れて気持ちのいい日曜日、すてきなレストラン兼結婚式場での式だった。妹の晴れ姿に、というより、これまで準備を頑張っていた姿を思い出して泣いた。この日のために新調したドレスは人生で一番盛れた。

 

・パスポート取得

5月末の韓国旅行が人生初の海外旅行になる。パスポートを作りに行った。スマホで証明写真が撮れるアプリで何度も何度も撮り直して唯一マシかなと思えたものを印刷して持って行ったら輪郭が違うと言われて結局駅の証明写真機で撮った。ら、すごく盛れた。ただ服はスウェットだったし、茶色い花のピアスを着けてたし、リップは鮮やかすぎるオレンジだった。10年間このお写真になります、と言われてちょっとなあ、と思いはしたもののそれでいいですと答えた。

 

4月の振り返りは4月の終わりに書いて、5月の初めに投稿したい。わたしの人生の記憶がどこか薄いのは、振り返ることをあまりしてこなかった人生だからだと思う。